【カンタス航空】新千歳-シドニー直行便 季節運航就航
カンタス航空が2019年12月から新千歳ーシドニー直行便の季節運航を開始すると発表しました。
シドニー直行便は新千歳空港 初就航
新千歳空港にカンタス航空が就航させるのは12年ぶりになります。
カンタス航空は以前、新千歳ーケアンズ直行便を運航していましたが、2007年3月に撤退しました。シドニーへの直行便就航は初となります。
北海道にはニセコを代表とする世界的なスキーリゾートがありますが、とりわけオーストラリアの方々には人気があります。
今回はあくまでも季節運航なので、運航期間は2019年12月16日から2020年3月28日までとなります。
運航ダイヤ
週3便(月・水・土)
QF40 札幌(20:05)ーシドニー(09:05+1)
QF39 シドニー(09:30)ー札幌(18:35)
使用機材
使用機材:エアバスA330‐300(ビジネス28席、エコノミー269席)
距離:約5350マイル
運航時間:約11時間
使用機材は2019年4月現在、カンタスが成田、関空にて運航しているA330と同じものになるようです。
JGC修行としての利用価値
現時点でJALとのコードシェアは実施しないようですが、同じワンワールドなのでブッキングクラスによってはJALのFOP加算対象となります。
マイル加算が100%だとすれば、往復で10000FOP以上たまるので、運賃によっては利用価値はありそうですが、FOP単価は悪いので修行路線としての利用価値はなさそうです。
JGC修行の場合、JAL運航便の方が圧倒的にFOPがたまるので、オーストラリアを利用しての修行にはJALでの予約をおすすめします。
フィンエアーも2019年12月から就航開始
同じワンワールドのフィンエアーは2019年12月15日から新千歳ーヘルシンキを就航させます。こちらはJALとのコードシェアが決定しています。
AY066/JL8301 札幌(11:35)-ヘルシンキ(14:10) 月・金
AY065/JL8300 ヘルシンキ(17:05)ー札幌(09:00+1) 木・日
新千歳空港国際線ターミナルの増築にともなう、発着数増加の良い影響でしょうか。
北海道はニセコを代表とする世界的なスキーリゾートがありますが、その割に新千歳空港国際線のキャパシティは小さく、中華圏の近・中距離国際線で手いっぱいとなっていました。
今後、季節運航の欧米路線の増加があれば、札幌在住の人間にとっては大変ありがたいですし、欧米の方も北海道へ来るきっかけになるのではないでしょうか。